1番 綾 部 寅 夫 君 24番 西 中 惣 司 君
3番 岡 田 八百蔵 君 25番 宮 崎 三 治 君
4番 長 岡 初 男 君 26番 佐 藤
光司郎 君
5番 大 庭 し ま 君 27番 北 本 正 君
6番 平 野 正 裕 君 28番 森 豊 君
7番 草 加 義 直 君 29番 若 原 敏 孝 君
8番 阪 本 信 弘 君 30番 東 内 三 男 君
9番 八 木 米 次 君 32番 白 川 夙 雄 君
11番 前 田 東 君 33番 南 野 茂三郎 君
12番 半 田 幸 雄 君 34番 江 上 常 富 君
13番 伊 藤 亀 雄 君 35番 幸 田 竜 一 君
15番 井 上 マキヱ 君 36番 阪 田
頼太郎 君
16番 中 村 芳 雄 君 37番 小 西 元 君
17番 佐 藤 政 隆 君 38番 野 田 義 夫 君
18番 木 下 茂 君 39番 長 本 信 頼 君
19番 目 黒 邦 典 君 40番 浅 川 守 君
20番 大 槻
弥之助 君 41番 安 藤 美 信 君
21番 山 崎 長之介 君 42番 大 賀 数 一 君
22番 中 野 熊 市 君 43番 清 水 保 雄 君
23番 吉 村 夘之松 君 44番 平 岡 利 美 君
欠 席 議 員
31番 神 谷 美 明 君
説明のため
出席した者
市長 辰 馬 龍 雄 君
建設部次長 西 本 正 君
助役 松 田 愛太郎 君 同 有 村 正 雄 君
助役 松 浦 松 一 君
秘書課長 内 藤 康 夫 君
収入役 岩 崎 彰 君
文書統計課長 森 原 孝 雄 君
企画室長 松 岡
清八郎 君
財政課長 松 村 暢 之 君
総務部長 竹 永 昭 義 君
国民保険課長 川 崎 民 蔵 君
人事部長 日 昔 清 君
住宅課庶務係長 深 山 光 治 君
財務部長 小 田 忠 彦 君
水道局長 小 野 行 茂 君
建設部長 前 中 正 夫 君
監査委員 久賀田 義 治 君
失業対策部長 高 津 実 君 同
事務局長 三 村 幸 治 君
産業部長 河 田 辰 一 君
教育委員長代理 矢 内 正 一 君
衛生部長 野 田 徳太郎 君
教育長職務代行者指導部長
中 上 利 一 君
福祉事務所長 安 部 武 男 君 同
管理部長 永 島 茂 君
職務のため議場に
出席した
事務局職員
事務局長 平 山 義 一 君 書記 天 野 禎 夫 君
次長 田 中 正 節 君
速記員 野 口 修 君
議事係長 川 崎 正 君
速記員 川 勝 立 春 君
(午後 1時34分
開議)
○
議長(
八木米次君) ただいまより
定例議会を再開いたします。
現在までの
出席議員は39名であります。
本日の
会議録署名議員に
会議規則第113条により36番
阪田頼太郎君、44番
平岡利美君、以上両君を指名いたします。
本日の
日程はお手許に配付いたしました
日程表の
通りであります。
これより
日程に従い
議事を進めます。まず
議案第103号ないし
議案第105号の3件を一括
上程いたします。各案につきましては
総務、
社会文教の両
委員会に付託し、審査を願っておりましたので、これより
委員長の
報告を願います。
まず
総務常任委員長 野田義夫君。
◆38番(
野田義夫君)
総務常任委員長報告。
ただいま
上程中の
議案第104号
昭和39年度
西宮市
一般会計補正予算(第13号)中、歳入については去る23日から25日までの3日間にわたり開催いたしました
委員会におきまして
当局より詳細なる
説明を聴取し、慎重に審査いたしました結果、次の
要望を付し、多数決をもって承認を与えることに
決定いたしました。
本案に関連して当
委員会の
要望を申上げます。
本件についてはすでに先きの
議会において種々論議されましたごとく、非常に複雑な
要素が含まれているのでありますが、特にその
交渉過程において
当局の
事務手続き上の不手際と思われる点が見受けられ、このために今回のような
事態を招来したことははなはだ遺憾であります。
市当局におかれては
本件を貴重な教訓とせられ、十二分の配慮をもって再びこのようなことを繰返えさないよう、強く
要望する次第であります。
議員各位の御
賛同をお願いいたしまして、
委員長報告といたします。
○
議長(
八木米次君) 次に
社会文教常任委員長 半田幸雄君。
◆12番(
半田幸雄君)
社会文教常任委員長報告。
ただいま
上程されました
議案第103号
財産取得の件(
分譲住宅建設用地)、及び
議案第104号
昭和39年度
西宮市
一般会計補正予算(第13号)中歳出、並びに
議案第105号
昭和39年度
西宮市
分譲住宅建設費特別会計補正予算(第4号)、以上3件については去る23日、24日及び25日の3日間
委員会を開催し、
当局より詳細なる
説明を聴取すると共に、事実確認上、
必要資料の
提出を求め、慎重に検討を加えました結果、本
委員会としては当時の事情、あるいはこの
土地確保の
必要性、また市の将来を考慮いたしまして、
議案第103号
財産取得の件に
要望を付し、他については原案を承認すべきものと決した次第であります。
次に
要望事項を申上げます。将来市の
事業を行うに際し、
土地、その他の
財産を
取得する場合は、あらかじめあらゆる
事態を想定し、
市内部相互の連携を密にして、慎重の上にも慎重を期して、万遺漏のなきよう留意せられたい。
以上本
委員会の
決定を申上げましだが、何とぞ
議員各位の御
賛同をお願いいたします。
○
議長(
八木米次君) 以上で
委員長の
報告は終りましたが、ただいまの
報告に
質疑はありませんか。
(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
八木米次君) ここで
質疑を打切り、
討論に入ります。
上程中の各案に御
意見はございませんか。──4番。
(登 壇)
◆4番(
長岡初男君) ただいま
上程されております
議案第103号ないし
議案第105号のうち、104号につきましては、私は
総務常任委員でございますので、その
委員会の中で
反対の
意思表示をいたしております。従いましてその104号を除き、
反対の
討論を行いたいと思います。
反対をする要点を申上げるために、いま一度簡単にこの案件の概要を追って話をしながら、その中で私が何故
反対をするかということを明らかにしたいと思うわけであります。
本件は2月の25日
議員総会がもたれまして、その
議員総会で
厚生年金会館の
誘致に端を発した
海清寺の
移転先きを
決定するため三王町の
土地を
取得することが協議されたわけであります。その当時の
議員総会では
神谷議員より質問がありました
通り、
当局の答弁によると2万7000円をいし2万8000円ぐらいで
取得ができるだろう、しかしながらできるだけ安く
取得をするように
努力をする、こういうことで私
どもは了解を与えたわけであります。その後
当局の
説明によりますと、3月の31日に
先方である
愛知復興土地株式会社がやって参りました。そうして
当局側といろいろと価額の折衝をした結果、4883坪9合7勺の
土地を
坪当り3万1700円で
取得することを
決定したわけであります。そのときに、その後4月の6日に
議会が開かれまして、その
議会において私
どもが議決をいたしております。その4月の6日に今日起っておる1760万円の新しい財源を要する問題が発しておると思うのであります。そのときに
支払いをする際に、
西宮市と
相手の
愛知復興との間に
契約なり、あるいは覚書の
文書が正確にとり交わされておったら、今日の問題は起らないわけであります。その極めて重大な
事務上の
ミスによって今日1760万円の思いも及ばなかったような金が
支出されなければならん、こういうことになっておるわけであります。しかも6月の25日に
事業認定の
関係書類を
提出をし、9月の7日に
事業認定を受けております。しかもその後12月の12日まで
土地の
登記はされておらないのであります。12月の12日に
登記をされて、その
登記をされた
書類を、
登記謄本を私
どもがとり寄せてみますと、その中には二重
登記の分が新しく発見をされたわけであります。これにつきましては、その後
当局がいろいろ
努力せられまして、その結果、この二重
登記の分は何とか近いうちに解決できるようでありまするが、しかしながらこれもやはり重大なやはり
事務上の
ミスであります。そういう
経緯をたどって、結果的には12月の12日に何故家屋が
登記されなかったかという、いわゆる市が
相手の
愛知復興土地株式会社との口約束である
税金を4分の1にする、それが法人のために2分の1にしかならない、こういう大きな錯誤のために、その差額1760万円を
支出しなければならない、それを12月の21日限りで
支払いをするということを条件にして
先方と約束をして来たというのが実情であります。私はこういう
経緯を
考えますときに、明らかに本
会議においても、あるいは
常任委員会においても、
市当局が重大なる
ミスをいたしました、まことに申訳けございませんということを言明しておるわけであります。その中で
西宮市の
市民の
税金が1760万円むざむざと
支出されるということについては、断じてこれを許すことはできないのであります。
議会は
西宮市32万
市民の
代弁機関であります。私
ども議員は同じく32万
市民の代表であります。私はそういう観点からどうしてもこの
議案を容認することはできません。将来の市の
財政、あるいは将来の市の行政にいろいろな
関係が出て来ては困るということが、この
議案を承認された当時の
委員会の
決定要素になっておりまするが、そのことは市の
事務上の重大な
ミスの
責任の所在を明らかにすることによって、自ら解決ができるものであると、私は信じるわけでございます。
以上申述べましたような
理由によりまして、
本件に対しては
反対の態度を表明いたします。終ります。
○
議長(
八木米次君) 次に17番
佐藤政隆君。
(登 壇)
◆17番(
佐藤政隆君) 私が本日提案されております
議案第103号、その他につきましてここでしゃべることは、私としては本心ではございません、まことに残念でございます。私も
議員の末席をけがしております。公職をもっておるものでございます。であるが故に、私は正しいことはやはり正しいということをはっきりする必要があると信ずるのであります。私はかつてみなさんも御
承知の
通り、長い
間議員生活はいたしておりますが、次の
議会には出ないということを申しております。であるが故に、私は本日ここに
反対をせなければならんということは、決して私個人の問題ではございません、売名でもございません。真実をみなさまに申上げ、私は
反対理由とするのであります。
そこでただいま
長岡議員から
本件に対して
反対の
理由をお話になりましたが、この
通りであります。さらに私は補足を加えて申上げます。大体私は一番初め実は心配しておったのであります。一番初めに
議員総会をやる、その時分に私は
議長あてに
書類を送っておいたのでございます。ここで私は読み上げてみましょう。
議員総会で
厚生年金会館誘致に伴う
支障物件移転用地買収の件、この
議案が出ましたときに、当時の
議長あてに私は
議員総会でそういうふうなことをしてはいかん、もし
出席をいたしましてそれに、
同意をいたしましたならば、自然
議員殺もその
責任を負わなければならんじゃないか、こういう場合においては、厚生省の認可があった場合、または本
会議において可決したときに、本
契約は有効であるという条項を入れて、
当事者と双方において
契約は結ぶべきものであって、
市議会はこれに
関係してはならん、すなわち議題を提案する前においての行動であるが故に、
議会は提案されて初めて審議すべきものであるということが、私の論旨でございます。こういうことをせずにおいておいて
議員に相談されて、その当時の
模様を
考えますときに、
議員諸公も
厚生年金会館を
誘致するということには必至であったように思います。だから
議員諸君もこれに対しては躍起として運動なさっておったような
模様でございます。私はかねてから
考えておった。この地区は何百年という長い年数かけてここに立っておる沢山の楠の木です。この楠の木を切ってしもうてここに
厚生年金会館をもって来るということは、私は残念でなりません。何時までもこの楠の木を守ることこそ、
西宮市民としては望むところだろうと思います。あえて
厚生年金会館をここへ
誘致せずとも、ほかに幾らでも、私は
土地があったと思うのであります。これは私の
考えでございますが、私はその信念に変りはございません。その楠の木のある
海清寺を移転する、そうして云々ということでありますが、私はその当時これは
議員としては慎重に
考えなければならんという
考えから、私は当時通達を出すと同時に、4月6日の本
会議にも参っておりません。そこで私は
質疑を沢山したいのですが、都合によって
質疑ができません。そこでここでさらに私が申上げますことは、今回の
契約は無茶苦茶です。まことに瑕疵というか、
素人としてもまことにまずい
契約の仕方だと思うのであります。殊にこの中には某
仲介人が入っておりますが、一体この某
仲介人はこういうようなまずい
契約をさしたということについては、やや私は遺憾の意を表せざるを得ないのであります。一方は市役所の役人というものはやや
素人です。
専門家の
ブローカーは買手と売手の仲にあって円満に、そうして禍根が将来残らないような
契約をした、そうして取引きをさすことが、これは
仲介人の
責任だと、こう思うのであります。この人が亡くなって、現在では
責任は市の
当局だけにおんぶしておるようでございますが、いずれにいたしましても1760万円という金額をこの際出すということは
市民に対して申訳けないと思うのであります。またこれを承認することによりまして
市会議員諸君もこの不当なる
支出を承認するということは、
市民に対しても申訳けないと信ずるのであります。かかるが故に、私は今回はどうしても
反対せざるを得ません。特に申しそえますことは、
売買契約においては
建物も買ったということでありますが、何時
市議会はこれを承認したのか、
建物を何時承認したかは
記録になんにも残っておりません。
相手方が
登記をせないというが、
登記を要求すること自体が、
登記を要求する権利があるのか、
議会は承認しておらないところの
建物を何時どこで
買収されたということが現われておるのか。少くとも
記録に残らなければならない、その
記録になんにも残っておらない。
議会が承認せないものをまた
市当局が何故買ったのか、こういうことは、私は分らないのであります。分らないことが沢山あります。けれ
ども、ここは
質疑は許されませんので、不安のうちに大金を出すことには絶対に
反対であることを表明いたします。
はなはだ失礼いたしました。
○
議長(
八木米次君) 20番、簡単に願います。
(登 壇)
◆20番(
大槻弥之助君) 今2人からの
反対討論がありましたのですが、私
ども共産党としての
要望を申上げたいと思います。
今お2人の
議員から指摘された
反対意見については、私はその
通りだと思います。しかしながら私
ども議員も
当局を責めるだけでなしに、われわれ
議員自身も
責任があったと、私は思います。何故かなれば、先ほどから指摘されておりますように、
厚生年金会館を
誘致する、このために
議会も全力を挙げてこの
誘致のために
努力をして来た、そうしてその結果、何回か
中央政府にも陳情し、あるいは
中央政府からも
西宮市にやって来て、そうして
候補地の
指定等を迫まられた中で、
庁舎周辺委員会がどうしても速やかにこの
政府の要求に応えなければならない、こういうように
判断をして、そうして私
ども委員の一員として
当局に速かに
用地の
買収をお願いをしたわけであります。私
ども日本共産党としては決してその
責任を回避するものではありません。私
どもはそういう客観的な情勢がそうさした、そのときにもちろん私
どもはこの
売買の
契約の
過程で指摘されましたように、
市当局も急ぐ余り、本当に
素人でも
ミスしないような大きな
ミスをやらかした、このことは私は
市当局が陳謝しておられるので、私
どもその非を認め、
当局としてもその非を認めておられるので、われわれとしでもこの際再びこういうような間違いを起さないように、
市議会と
市当局がおたがいに綿密に連絡をとり、協力をすべきだ、こういうように
考えるわけであります。特に私
どもとしてはこの
売買契約の中で大きな
誤りを生じた
原因の中に一部
ブローカーが介在したということです。私
どもはこういう
ブローカーの介在によって
市当局が
判断を誤まられる大きな
原因を作ったことも、私はいなめない事実だと思う。その
ブローカーと連日辞めました古林前
企画室長とが話合いをし、そして打合せをしておったことも、私
どもは
企画室の中へ入って行くたびに見受けました。私
どもとしてはこういうような間違った
ブローカーと市の
職員が話合う、こういうことをなくすると同時に、あくまでも
売買は
当事者間でやって、そうして万遺憾ないように今後私
ども議会も、
当局も努めたい。
共産党としては今ここでこの
議案を否決したならば、
相手から訴訟が起きたり、あるいはそれによって市に勝つ見込みがあるならばいいけれ
ども、あの
契約書をみたならば決して私
どもはこれが勝利する見通しもないと思うのであります。そういう点から
考えてみるならば、なるほど1700万円余の
支出については、本当に
市民のみなさんに相すまんと思うけれ
ども、私
どもはあえてこれを承認し、
共産党としては再びこういう
誤りがないようにということを
当局に
要望して、私
どもの
意見といたしたいと思います。
以上です。
○
議長(
八木米次君)
討論を打切り、
採決に入ります。
上程中の
議案第103号ないし第105号の3件は、ただいまの
委員長報告通り決定して
異議ございませんか。
(「
異議なし」「
異議あり」と呼ぶ者あり)
○
議長(
八木米次君)
異議ある方は御起立願います。
(起立する者あり)
○
議長(
八木米次君)
起立少数であります。よって
議案第103号ないし
議案第105号の3件はいずれも大多数をもって原案
通り可決確定いたしました。なお両
委員会の
要望事項につきましては、今後その趣旨に沿われるよう、特に希望いたします。
次に
議案第106号及び
議案第107号
教育委員会の
委員選任につき
同意を求める件を
上程いたします。
ここで
当局より
発言の申出がありますので、許可いたします。
◎
総務部長(
竹永昭義君)
議案第106号の記の下に
小野勝雄、
側垣雄二、
議案第107号の記の下に
刀禰館正也と御記入方お願い申上げます。
○
議長(
八木米次君) 次いで
当局の
提案説明を願います。──
市長。
(登 壇)
◎
市長(
辰馬龍雄君)
議案第106号
教育委員会の
委員選任につき
同意を求める件、
提案理由を御
説明申上げます。
教育委員会の
委員刀禰館正也君は
昭和39年10月4日に、
森村茂樹君は同月7日に
任期満了となりましたので、その
後任者として
小野勝雄君及び
側垣雄二君を適当と認め、選任するに当り御
同意を賜わりたく提案いたした次第であります。
議案第107号
教育委員会の
委員選任につき
同意を求める件。
教育委員会の
委員 鈴木輝彦君は昨年12月25日辞職されたので、その
後任者として
刀禰館正也君を適当と認め、選任するに当り御
同意を賜わりたく提案いたした次第であります。
以上2件につき、何とぞ御協賛賜わりますよう、お願い申上げます。(「
議事進行について」と呼ぶ者あり)
○
議長(
八木米次君) 8番。
(登 壇)
◆8番(
阪本信弘君) ただいま
上程されております
議案第106
号並びに第107号
教育委員会委員選任につき
同意を求める件につき、その
議案の取扱について、私は
緊急動議を提案したいと思います。
そもそもこの問題は去る9月以来3月間にわたって
市長並びに正副
議長の、いわゆる3人の
トップ会談によって慎重御相談、御検討なされまして、その
最終案として提案されたものだということは、みなさんすでに御
承知の
通りでございます。その経過、あるいはその人物についていろいろの御批判は多々あるだろうとは十分存じております。しかしながら、
事教育に関する
最高人事でございます。その論議の
過程においていろいろの問題が出された場合、5万に余る
学生生徒諸君、並びにPTA、その背後にある父兄に与える
心理的影響は極めて重大だと思います。従って私は事、
人事に関する問題は従来も慣例によって
質疑討論を省略して参りましたが、殊に本問題に関しましては、(「そんなことはない」と呼ぶ者あり)
発言中は御遠慮願います。
○
議長(
八木米次君) 静かに願います。
◆8番(
阪本信弘君) 従って本問題につきましては
会議規則によりまして
質疑討論を省略し、直ちに
採決に移って頂きたいと思います。(議席で
発言する者あり)しまいまで……。
質疑討論省略の
動議を提案いたします。(「賛成」「
異議あり」「
反対」と呼ぶ者あり)(その他
発言する者多し)
○
議長(
八木米次君)
動議は成立いたしました。(「
議事進行について」と呼ぶ者あり)よってお諮りいたします。
本件に関しては
質疑討論を省略することに
異議ございませんか。
(
異議なし」「
異議あり」と呼ぶ者あり)
○
議長(
八木米次君)
異議ある方は御起立願います。
(起立する者あり)
○
議長(
八木米次君)
起立少数であります。よって
質疑討論省略の
動議は可決されました。
これより
採決に入ります。(「横暴やな」と呼ぶ者あり)静かに願います。(「この
議案3人やったら筋が通らん」と呼ぶ者あり)
上程中の
議案第106号及び
議案第107号
教育委員会の
委員選任につき
同意を求める件は
当局提案
通り決定して
異議ございませんか。
(「
異議なし」「
異議あり」と呼ぶ者あり)
○
議長(
八木米次君)
異議ある方は御起立願います。
(起立する者あり)
○
議長(
八木米次君)
起立少数であります。よって
議案第106号及び
議案第107号は
当局提案
通り同意することに
決定いたしました。
ここでしばらく休憩をいたします。
(午後 2時 5分 休憩)
──────────────
(午後 3時14分
開議)
○
議長(
八木米次君) 休憩前に引続き再開いたします。
本日の
日程はこれをもって全部終了し、本
定例会に付議されました諸案件は全部議了いたしましたので、閉会いたしますが、閉会に際し
市長の御挨拶がございます。
(登 壇)(拍 手)
◎
市長(
辰馬龍雄君) 開会に際しまして一言御挨拶を申上げます。
本
定例会は本月7日より開催いたされまして、その間各会派幹事会を初め、
常任委員会並びに
議員総会等、慎重な御審議を賜わりまして、一部を除き提案いたしました
議案の議決を頂いたのを初め、
職員等に対する年末手当につきましても御配慮を賜わりまして、ここに厚くお礼を申上げる次第でございます。
議会並びに各
常任委員会より御指摘を頂きました諸点につきましては、執行に際し十分配慮の上、御期待に沿うように努めたいと存じます。
議員各位におかれましても、この上ともよろしく御協力、御指導を賜わりますよう、お願いをいたしますと共に、本年もいよいよ押し迫って参りました、どうぞ御自愛専一になさいまして無事越年をいたされますようにお祈りをいたしまして、閉会の御挨拶といたします。どうもありがとうございました。(拍手)
○
議長(
八木米次君) 最後に私からも簡単に御挨拶申上げます。
12月
定例議会も20日間の会期を終り、ここに閉会の時を迎えるに当り、私からも簡単に御挨拶を申上げたいと存じます。去る7日の招集以来、多数の
議案について終始熱心、かつ慎重に審議を賜わり、また会期の途中におきまして中央卸売市場建設及び
財産取得等の重要
議案が追加
上程されましたため、連日にわたり非常に遅くまで、かつ慎重に審議をわずらわしたのでございます。このような
関係から決算の認定ほか多数の
議案が次期にもち越されましたが、懸案となっておりました教育
委員の選任についてはみなさま方の格別の協力によりまして無事解決をみましたことは、今後の市政の運営上におきましてまことに慶賀にたえないところでございます。(拍手)この機会に厚くお礼申上げます。
みなさん方いよいよ御健康に留意せられ、目出度く新年を迎えられるよう祈念いたしまして、閉会の挨拶といたします。(拍手)
これをもって閉会いたします。長時間ありがとうございました。
(午後 3時17分 閉会)...