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昭和39年12月(第 8回)定例会−12月26日-08号

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  1. 西宮市議会 1964-12-26
    昭和39年12月(第 8回)定例会−12月26日-08号


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    最終取得日: 2021-07-30
    昭和39年12月(第 8回)定例会−12月26日-08号昭和39年12月(第 8回)定例会    市議会12月定例会議事日程                   昭和39年12月26日午前11時                   於       議      場 日程順序  議案番号    件         名 1 議案第103号 財産取得の件(分譲住宅建設用地)   議案第104号 昭和39年度西宮一般会計補正予算(第13号)   議案第105号 昭和39年度西宮分譲住宅建設事業特別会計補正予算(第4号) 2 議案第106号 教育委員会委員選任につき同意を求める件   議案第107号 教育委員会委員選任につき同意を求める件                               西宮市議会議長              出   席   議   員
       1番  綾 部 寅 夫 君      24番  西 中 惣 司 君    3番  岡 田 八百蔵 君      25番  宮 崎 三 治 君    4番  長 岡 初 男 君      26番  佐 藤 光司郎 君    5番  大 庭 し ま 君      27番  北 本   正 君    6番  平 野 正 裕 君      28番  森     豊 君    7番  草 加 義 直 君      29番  若 原 敏 孝 君    8番  阪 本 信 弘 君      30番  東 内 三 男 君    9番  八 木 米 次 君      32番  白 川 夙 雄 君   11番  前 田   東 君      33番  南 野 茂三郎 君   12番  半 田 幸 雄 君      34番  江 上 常 富 君   13番  伊 藤 亀 雄 君      35番  幸 田 竜 一 君   15番  井 上 マキヱ 君      36番  阪 田 頼太郎 君   16番  中 村 芳 雄 君      37番  小 西   元 君   17番  佐 藤 政 隆 君      38番  野 田 義 夫 君   18番  木 下   茂 君      39番  長 本 信 頼 君   19番  目 黒 邦 典 君      40番  浅 川   守 君   20番  大 槻 弥之助 君      41番  安 藤 美 信 君   21番  山 崎 長之介 君      42番  大 賀 数 一 君   22番  中 野 熊 市 君      43番  清 水 保 雄 君   23番  吉 村 夘之松 君      44番  平 岡 利 美 君              欠   席   議   員   31番  神 谷 美 明 君              説明のため出席した者 市長       辰 馬 龍 雄 君   建設部次長    西 本   正 君 助役       松 田 愛太郎 君   同        有 村 正 雄 君 助役       松 浦 松 一 君   秘書課長     内 藤 康 夫 君 収入役      岩 崎   彰 君   文書統計課長   森 原 孝 雄 君 企画室長     松 岡 清八郎 君   財政課長     松 村 暢 之 君 総務部長     竹 永 昭 義 君   国民保険課長   川 崎 民 蔵 君 人事部長     日 昔   清 君   住宅課庶務係長  深 山 光 治 君 財務部長     小 田 忠 彦 君   水道局長     小 野 行 茂 君 建設部長     前 中 正 夫 君   監査委員     久賀田 義 治 君 失業対策部長   高 津   実 君   同事務局長    三 村 幸 治 君 産業部長     河 田 辰 一 君   教育委員長代理  矢 内 正 一 君 衛生部長     野 田 徳太郎 君   教育長職務代行者指導部長                               中 上 利 一 君 福祉事務所長   安 部 武 男 君   同管理部長    永 島   茂 君            職務のため議場に出席した事務局職員 事務局長     平 山 義 一 君   書記       天 野 禎 夫 君 次長       田 中 正 節 君   速記員      野 口   修 君 議事係長     川 崎   正 君   速記員      川 勝 立 春 君           (午後 1時34分  開議) ○議長八木米次君) ただいまより定例議会を再開いたします。  現在までの出席議員は39名であります。  本日の会議録署名議員会議規則第113条により36番 阪田頼太郎君、44番 平岡利美君、以上両君を指名いたします。  本日の日程はお手許に配付いたしました日程表通りであります。  これより日程に従い議事を進めます。まず議案第103号ないし議案第105号の3件を一括上程いたします。各案につきましては総務社会文教の両委員会に付託し、審査を願っておりましたので、これより委員長報告を願います。  まず総務常任委員長 野田義夫君。 ◆38番(野田義夫君) 総務常任委員長報告。  ただいま上程中の議案第104号 昭和39年度西宮一般会計補正予算(第13号)中、歳入については去る23日から25日までの3日間にわたり開催いたしました委員会におきまして当局より詳細なる説明を聴取し、慎重に審査いたしました結果、次の要望を付し、多数決をもって承認を与えることに決定いたしました。  本案に関連して当委員会要望を申上げます。本件についてはすでに先きの議会において種々論議されましたごとく、非常に複雑な要素が含まれているのでありますが、特にその交渉過程において当局事務手続き上の不手際と思われる点が見受けられ、このために今回のような事態を招来したことははなはだ遺憾であります。市当局におかれては本件を貴重な教訓とせられ、十二分の配慮をもって再びこのようなことを繰返えさないよう、強く要望する次第であります。  議員各位の御賛同をお願いいたしまして、委員長報告といたします。 ○議長八木米次君) 次に社会文教常任委員長 半田幸雄君。 ◆12番(半田幸雄君) 社会文教常任委員長報告。  ただいま上程されました議案第103号 財産取得の件(分譲住宅建設用地)、及び議案第104号 昭和39年度西宮一般会計補正予算(第13号)中歳出、並びに議案第105号 昭和39年度西宮分譲住宅建設費特別会計補正予算(第4号)、以上3件については去る23日、24日及び25日の3日間委員会を開催し、当局より詳細なる説明を聴取すると共に、事実確認上、必要資料提出を求め、慎重に検討を加えました結果、本委員会としては当時の事情、あるいはこの土地確保必要性、また市の将来を考慮いたしまして、議案第103号 財産取得の件に要望を付し、他については原案を承認すべきものと決した次第であります。  次に要望事項を申上げます。将来市の事業を行うに際し、土地、その他の財産取得する場合は、あらかじめあらゆる事態を想定し、市内部相互の連携を密にして、慎重の上にも慎重を期して、万遺漏のなきよう留意せられたい。  以上本委員会決定を申上げましだが、何とぞ議員各位の御賛同をお願いいたします。 ○議長八木米次君) 以上で委員長報告は終りましたが、ただいまの報告質疑はありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長八木米次君) ここで質疑を打切り、討論に入ります。  上程中の各案に御意見はございませんか。──4番。           (登  壇) ◆4番(長岡初男君) ただいま上程されております議案第103号ないし議案第105号のうち、104号につきましては、私は総務常任委員でございますので、その委員会の中で反対意思表示をいたしております。従いましてその104号を除き、反対討論を行いたいと思います。  反対をする要点を申上げるために、いま一度簡単にこの案件の概要を追って話をしながら、その中で私が何故反対をするかということを明らかにしたいと思うわけであります。本件は2月の25日議員総会がもたれまして、その議員総会厚生年金会館誘致に端を発した海清寺移転先きを決定するため三王町の土地取得することが協議されたわけであります。その当時の議員総会では神谷議員より質問がありました通り当局の答弁によると2万7000円をいし2万8000円ぐらいで取得ができるだろう、しかしながらできるだけ安く取得をするように努力をする、こういうことで私どもは了解を与えたわけであります。その後当局説明によりますと、3月の31日に先方である愛知復興土地株式会社がやって参りました。そうして当局側といろいろと価額の折衝をした結果、4883坪9合7勺の土地坪当り3万1700円で取得することを決定したわけであります。そのときに、その後4月の6日に議会が開かれまして、その議会において私どもが議決をいたしております。その4月の6日に今日起っておる1760万円の新しい財源を要する問題が発しておると思うのであります。そのときに支払いをする際に、西宮市と相手愛知復興との間に契約なり、あるいは覚書の文書が正確にとり交わされておったら、今日の問題は起らないわけであります。その極めて重大な事務上のミスによって今日1760万円の思いも及ばなかったような金が支出されなければならん、こういうことになっておるわけであります。しかも6月の25日に事業認定関係書類提出をし、9月の7日に事業認定を受けております。しかもその後12月の12日まで土地登記はされておらないのであります。12月の12日に登記をされて、その登記をされた書類を、登記謄本を私どもがとり寄せてみますと、その中には二重登記の分が新しく発見をされたわけであります。これにつきましては、その後当局がいろいろ努力せられまして、その結果、この二重登記の分は何とか近いうちに解決できるようでありまするが、しかしながらこれもやはり重大なやはり事務上のミスであります。そういう経緯をたどって、結果的には12月の12日に何故家屋が登記されなかったかという、いわゆる市が相手愛知復興土地株式会社との口約束である税金を4分の1にする、それが法人のために2分の1にしかならない、こういう大きな錯誤のために、その差額1760万円を支出しなければならない、それを12月の21日限りで支払いをするということを条件にして先方と約束をして来たというのが実情であります。私はこういう経緯考えますときに、明らかに本会議においても、あるいは常任委員会においても、市当局が重大なるミスをいたしました、まことに申訳けございませんということを言明しておるわけであります。その中で西宮市の市民税金が1760万円むざむざと支出されるということについては、断じてこれを許すことはできないのであります。議会西宮市32万市民代弁機関であります。私ども議員は同じく32万市民の代表であります。私はそういう観点からどうしてもこの議案を容認することはできません。将来の市の財政、あるいは将来の市の行政にいろいろな関係が出て来ては困るということが、この議案を承認された当時の委員会決定要素になっておりまするが、そのことは市の事務上の重大なミス責任の所在を明らかにすることによって、自ら解決ができるものであると、私は信じるわけでございます。  以上申述べましたような理由によりまして、本件に対しては反対の態度を表明いたします。終ります。 ○議長八木米次君) 次に17番 佐藤政隆君。           (登  壇) ◆17番(佐藤政隆君) 私が本日提案されております議案第103号、その他につきましてここでしゃべることは、私としては本心ではございません、まことに残念でございます。私も議員の末席をけがしております。公職をもっておるものでございます。であるが故に、私は正しいことはやはり正しいということをはっきりする必要があると信ずるのであります。私はかつてみなさんも御承知通り、長い間議員生活はいたしておりますが、次の議会には出ないということを申しております。であるが故に、私は本日ここに反対をせなければならんということは、決して私個人の問題ではございません、売名でもございません。真実をみなさまに申上げ、私は反対理由とするのであります。  そこでただいま長岡議員から本件に対して反対理由をお話になりましたが、この通りであります。さらに私は補足を加えて申上げます。大体私は一番初め実は心配しておったのであります。一番初めに議員総会をやる、その時分に私は議長あて書類を送っておいたのでございます。ここで私は読み上げてみましょう。議員総会厚生年金会館誘致に伴う支障物件移転用地買収の件、この議案が出ましたときに、当時の議長あてに私は議員総会でそういうふうなことをしてはいかん、もし出席をいたしましてそれに、同意をいたしましたならば、自然議員殺もその責任を負わなければならんじゃないか、こういう場合においては、厚生省の認可があった場合、または本会議において可決したときに、本契約は有効であるという条項を入れて、当事者と双方において契約は結ぶべきものであって、市議会はこれに関係してはならん、すなわち議題を提案する前においての行動であるが故に、議会は提案されて初めて審議すべきものであるということが、私の論旨でございます。こういうことをせずにおいておいて議員に相談されて、その当時の模様考えますときに、議員諸公厚生年金会館誘致するということには必至であったように思います。だから議員諸君もこれに対しては躍起として運動なさっておったような模様でございます。私はかねてから考えておった。この地区は何百年という長い年数かけてここに立っておる沢山の楠の木です。この楠の木を切ってしもうてここに厚生年金会館をもって来るということは、私は残念でなりません。何時までもこの楠の木を守ることこそ、西宮市民としては望むところだろうと思います。あえて厚生年金会館をここへ誘致せずとも、ほかに幾らでも、私は土地があったと思うのであります。これは私の考えでございますが、私はその信念に変りはございません。その楠の木のある海清寺を移転する、そうして云々ということでありますが、私はその当時これは議員としては慎重に考えなければならんという考えから、私は当時通達を出すと同時に、4月6日の本会議にも参っておりません。そこで私は質疑を沢山したいのですが、都合によって質疑ができません。そこでここでさらに私が申上げますことは、今回の契約は無茶苦茶です。まことに瑕疵というか、素人としてもまことにまずい契約の仕方だと思うのであります。殊にこの中には某仲介人が入っておりますが、一体この某仲介人はこういうようなまずい契約をさしたということについては、やや私は遺憾の意を表せざるを得ないのであります。一方は市役所の役人というものはやや素人です。専門家ブローカーは買手と売手の仲にあって円満に、そうして禍根が将来残らないような契約をした、そうして取引きをさすことが、これは仲介人責任だと、こう思うのであります。この人が亡くなって、現在では責任は市の当局だけにおんぶしておるようでございますが、いずれにいたしましても1760万円という金額をこの際出すということは市民に対して申訳けないと思うのであります。またこれを承認することによりまして市会議員諸君もこの不当なる支出を承認するということは、市民に対しても申訳けないと信ずるのであります。かかるが故に、私は今回はどうしても反対せざるを得ません。特に申しそえますことは、売買契約においては建物も買ったということでありますが、何時市議会はこれを承認したのか、建物を何時承認したかは記録になんにも残っておりません。相手方が登記をせないというが、登記を要求すること自体が、登記を要求する権利があるのか、議会は承認しておらないところの建物を何時どこで買収されたということが現われておるのか。少くとも記録に残らなければならない、その記録になんにも残っておらない。議会が承認せないものをまた市当局が何故買ったのか、こういうことは、私は分らないのであります。分らないことが沢山あります。けれども、ここは質疑は許されませんので、不安のうちに大金を出すことには絶対に反対であることを表明いたします。  はなはだ失礼いたしました。 ○議長八木米次君) 20番、簡単に願います。           (登  壇) ◆20番(大槻弥之助君) 今2人からの反対討論がありましたのですが、私ども共産党としての要望を申上げたいと思います。  今お2人の議員から指摘された反対意見については、私はその通りだと思います。しかしながら私ども議員当局を責めるだけでなしに、われわれ議員自身責任があったと、私は思います。何故かなれば、先ほどから指摘されておりますように、厚生年金会館誘致する、このために議会も全力を挙げてこの誘致のために努力をして来た、そうしてその結果、何回か中央政府にも陳情し、あるいは中央政府からも西宮市にやって来て、そうして候補地指定等を迫まられた中で、庁舎周辺委員会がどうしても速やかにこの政府の要求に応えなければならない、こういうように判断をして、そうして私ども委員の一員として当局に速かに用地買収をお願いをしたわけであります。私ども日本共産党としては決してその責任を回避するものではありません。私どもはそういう客観的な情勢がそうさした、そのときにもちろん私どもはこの売買契約過程で指摘されましたように、市当局も急ぐ余り、本当に素人でもミスしないような大きなミスをやらかした、このことは私は市当局が陳謝しておられるので、私どもその非を認め、当局としてもその非を認めておられるので、われわれとしでもこの際再びこういうような間違いを起さないように、市議会市当局がおたがいに綿密に連絡をとり、協力をすべきだ、こういうように考えるわけであります。特に私どもとしてはこの売買契約の中で大きな誤りを生じた原因の中に一部ブローカーが介在したということです。私どもはこういうブローカーの介在によって市当局判断を誤まられる大きな原因を作ったことも、私はいなめない事実だと思う。そのブローカーと連日辞めました古林前企画室長とが話合いをし、そして打合せをしておったことも、私ども企画室の中へ入って行くたびに見受けました。私どもとしてはこういうような間違ったブローカーと市の職員が話合う、こういうことをなくすると同時に、あくまでも売買当事者間でやって、そうして万遺憾ないように今後私ども議会も、当局も努めたい。共産党としては今ここでこの議案を否決したならば、相手から訴訟が起きたり、あるいはそれによって市に勝つ見込みがあるならばいいけれども、あの契約書をみたならば決して私どもはこれが勝利する見通しもないと思うのであります。そういう点から考えてみるならば、なるほど1700万円余の支出については、本当に市民のみなさんに相すまんと思うけれども、私どもはあえてこれを承認し、共産党としては再びこういう誤りがないようにということを当局要望して、私ども意見といたしたいと思います。  以上です。 ○議長八木米次君) 討論を打切り、採決に入ります。  上程中の議案第103号ないし第105号の3件は、ただいまの委員長報告通り決定して異議ございませんか。           (「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり) ○議長八木米次君) 異議ある方は御起立願います。           (起立する者あり) ○議長八木米次君) 起立少数であります。よって議案第103号ないし議案第105号の3件はいずれも大多数をもって原案通り可決確定いたしました。なお両委員会要望事項につきましては、今後その趣旨に沿われるよう、特に希望いたします。  次に議案第106号及び議案第107号 教育委員会委員選任につき同意を求める件を上程いたします。  ここで当局より発言の申出がありますので、許可いたします。 ◎総務部長竹永昭義君) 議案第106号の記の下に小野勝雄側垣雄二議案第107号の記の下に刀禰館正也と御記入方お願い申上げます。 ○議長八木米次君) 次いで当局提案説明を願います。──市長。           (登  壇) ◎市長辰馬龍雄君) 議案第106号 教育委員会委員選任につき同意を求める件、提案理由を御説明申上げます。  教育委員会委員刀禰館正也君は昭和39年10月4日に、森村茂樹君は同月7日に任期満了となりましたので、その後任者として小野勝雄君及び側垣雄二君を適当と認め、選任するに当り御同意を賜わりたく提案いたした次第であります。
     議案第107号 教育委員会委員選任につき同意を求める件。  教育委員会委員 鈴木輝彦君は昨年12月25日辞職されたので、その後任者として刀禰館正也君を適当と認め、選任するに当り御同意を賜わりたく提案いたした次第であります。  以上2件につき、何とぞ御協賛賜わりますよう、お願い申上げます。(「議事進行について」と呼ぶ者あり) ○議長八木米次君) 8番。           (登  壇) ◆8番(阪本信弘君) ただいま上程されております議案第106号並びに第107号 教育委員会委員選任につき同意を求める件につき、その議案の取扱について、私は緊急動議を提案したいと思います。  そもそもこの問題は去る9月以来3月間にわたって市長並びに正副議長の、いわゆる3人のトップ会談によって慎重御相談、御検討なされまして、その最終案として提案されたものだということは、みなさんすでに御承知通りでございます。その経過、あるいはその人物についていろいろの御批判は多々あるだろうとは十分存じております。しかしながら、事教育に関する最高人事でございます。その論議の過程においていろいろの問題が出された場合、5万に余る学生生徒諸君、並びにPTA、その背後にある父兄に与える心理的影響は極めて重大だと思います。従って私は事、人事に関する問題は従来も慣例によって質疑討論を省略して参りましたが、殊に本問題に関しましては、(「そんなことはない」と呼ぶ者あり)発言中は御遠慮願います。 ○議長八木米次君) 静かに願います。 ◆8番(阪本信弘君) 従って本問題につきましては会議規則によりまして質疑討論を省略し、直ちに採決に移って頂きたいと思います。(議席で発言する者あり)しまいまで……。質疑討論省略動議を提案いたします。(「賛成」「異議あり」「反対」と呼ぶ者あり)(その他発言する者多し) ○議長八木米次君) 動議は成立いたしました。(「議事進行について」と呼ぶ者あり)よってお諮りいたします。  本件に関しては質疑討論を省略することに異議ございませんか。           (異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり) ○議長八木米次君) 異議ある方は御起立願います。           (起立する者あり) ○議長八木米次君) 起立少数であります。よって質疑討論省略動議は可決されました。  これより採決に入ります。(「横暴やな」と呼ぶ者あり)静かに願います。(「この議案3人やったら筋が通らん」と呼ぶ者あり)上程中の議案第106号及び議案第107号 教育委員会委員選任につき同意を求める件は当局提案通り決定して異議ございませんか。           (「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり) ○議長八木米次君) 異議ある方は御起立願います。           (起立する者あり) ○議長八木米次君) 起立少数であります。よって議案第106号及び議案第107号は当局提案通り同意することに決定いたしました。  ここでしばらく休憩をいたします。           (午後 2時 5分  休憩)           ──────────────           (午後 3時14分  開議) ○議長八木米次君) 休憩前に引続き再開いたします。  本日の日程はこれをもって全部終了し、本定例会に付議されました諸案件は全部議了いたしましたので、閉会いたしますが、閉会に際し市長の御挨拶がございます。           (登  壇)(拍  手) ◎市長辰馬龍雄君) 開会に際しまして一言御挨拶を申上げます。  本定例会は本月7日より開催いたされまして、その間各会派幹事会を初め、常任委員会並びに議員総会等、慎重な御審議を賜わりまして、一部を除き提案いたしました議案の議決を頂いたのを初め、職員等に対する年末手当につきましても御配慮を賜わりまして、ここに厚くお礼を申上げる次第でございます。議会並びに各常任委員会より御指摘を頂きました諸点につきましては、執行に際し十分配慮の上、御期待に沿うように努めたいと存じます。議員各位におかれましても、この上ともよろしく御協力、御指導を賜わりますよう、お願いをいたしますと共に、本年もいよいよ押し迫って参りました、どうぞ御自愛専一になさいまして無事越年をいたされますようにお祈りをいたしまして、閉会の御挨拶といたします。どうもありがとうございました。(拍手) ○議長八木米次君) 最後に私からも簡単に御挨拶申上げます。  12月定例議会も20日間の会期を終り、ここに閉会の時を迎えるに当り、私からも簡単に御挨拶を申上げたいと存じます。去る7日の招集以来、多数の議案について終始熱心、かつ慎重に審議を賜わり、また会期の途中におきまして中央卸売市場建設及び財産取得等の重要議案が追加上程されましたため、連日にわたり非常に遅くまで、かつ慎重に審議をわずらわしたのでございます。このような関係から決算の認定ほか多数の議案が次期にもち越されましたが、懸案となっておりました教育委員の選任についてはみなさま方の格別の協力によりまして無事解決をみましたことは、今後の市政の運営上におきましてまことに慶賀にたえないところでございます。(拍手)この機会に厚くお礼申上げます。  みなさん方いよいよ御健康に留意せられ、目出度く新年を迎えられるよう祈念いたしまして、閉会の挨拶といたします。(拍手)  これをもって閉会いたします。長時間ありがとうございました。           (午後 3時17分  閉会)...